カスタムメイドのマウスピース
カスタムメイドのマウスピースを希望される方が最近増えました。
マウスピースの効果はケガの予防だけではなく運動能力がアップします。近年マウスピースを義務化するスポーツが増えてきて、需要が高まってきています。
ここではマウスピースの造りかたを紹介します。
カスタムメイドのマウスピースを希望される方が最近増えました。
マウスピースの効果はケガの予防だけではなく運動能力がアップします。近年マウスピースを義務化するスポーツが増えてきて、需要が高まってきています。
ここではマウスピースの造りかたを紹介します。
① 口の中が切れたり 歯が抜けたり折れたりすることの予防
② 脳震盪の予防
③ 運動能力の向上
すべての運動には当てはまりませんが、少なくとも装着によって筋力が低下することはありません
静的(等尺性)筋力の上昇
(立っていたり、押したり引いたり、筋肉の長さが変わらない運動)
動的(等速性)低速から中速のとき 筋力は上昇
完全義務化
ボクシング キックボクシング をはじめとして、顔面を直接殴打される格闘技全般
アメリカンフットボール(ただしNFLでは一部義務化にとどまる)
一部義務化
空手(各流派(団体)が行う大会で一部義務化 極真会館 正道会館 など )
テコンドー(世界テコンドー連盟義務化)
ラグビー(U15 高校生 関東医歯薬)
アイスホッケー(20才以下 フルフェイス装着なし)
ラクロス(女子のみ)
サッカー バスケットボール 水球 ハンドボール フィールドホッケー
レスリング 柔道 相撲
推奨
野球 ソフトボール バレーボール ゴルフ – 日本国内ツアーなど一部禁止 剣道 スキー スケート 重量挙げ 砲丸投げ 円盤投げ 槍投げ 体操
弓道 アーチェリー ボディービル アームレスリング 馬術 モトクロス カーレース
競輪 競馬
① 成形器 エルコプレス300Tp-ci(加圧用のコンプレッサー内蔵型)
シートを熱で軟化させ あらかじめ作成した模型にあわせます。この器械は吸引と加圧を同時に行います。吸引だけではなく加圧プレスをしたほうが精密なものができます。マウスガードの一部に特に厚み出したいとき、2枚重ねて作ることができます。色の違ったシートを数種類使うこともできます
精密にできることから矯正後の保持装置(リテーナー)もつくれます。
② 外形
歯の内側(口蓋側)は歯列に沿った形か、2-3mm延長させて強度をだします
歯の外側は粘膜から2mm離します
可動部(小帯)は大きく避けます
③ 厚み
厚く作りたい部分があれば、その部分は2層また3層にします。
例えばボクシングでは、衝撃吸収のためパンチのあたる頬側と咬合面を厚くします。
1層目と2層目の間にシールをいれて、文字や模様を入れることもできます
噛む面に圧痕(下顎の歯列の形にあわせて凹みをつけること)をつけるかどうかは競技によってちがいます。競技によっては下あごを上あごに固定すると横から力が加わった時に顎骨の骨折を起こしやすくなります。
④ 圧痕の付け方
方法は咬合器上で行ないます
咬合器にワックスを噛ませた状態で装着します。前歯部で3mm 臼歯部で1mm程度切歯指導釘を挙上させます。シートを装着して咬合面を過熱してシートを軟化させます。咬合器を指導釘が接するまで圧接します。歯がシートに食い込んでいる部分をバーでなだらかにします。
完全義務化
ボクシング
厚み 唇面咬合面を厚く
咬合面圧痕 フラット ほとんど圧痕をつけない
かみ合わせはボクシングのポーズをしてもらって調整
総合格闘技
厚み 唇面と咬合面厚く
咬合面圧痕 フラット
アメリカンフットボール
唇面 フェイスガードをつけるため厚みは不要 維持できる程度
咬合面 厚く
内側(口蓋部)発声するため薄く
一部義務化
空手(各流派(団体)が行う大会で一部義務化 極真会館 正道会館 など )
メンホーをつけた場合は薄くつくります
つけない場合はボクシングに順じます
色の指定がある場合があります(全空連ではクリアー指定)
テコンドー(世界テコンドー連盟義務化)
空手に順じます
ラグビー(U15 高校生 関東医歯薬)
厚み 唇面 頬面とも厚く 発声のため口蓋部は薄く
咬合面圧痕 フラット
アイスホッケー(20才以下 フルフェイス装着のときは必要なし)
厚み 唇面頬面とも厚く 発声のため口蓋部薄く
咬合面圧痕 かるくつける
ラクロス(女子のみ フルフェイスガード付きのヘルメット装着のとき必要なし)
明確な基準はありません ラクビーに順ずる形が無難ではあります
その他それぞれの競技内容で作り方が違います
料金:1枚/7,500円、2枚/15,000円
※シートの枚数は各競技規定の厚さによって変わります。
※シートの色は当日色見本でお選びいただきます。
(在庫状況や特殊な色や柄によってはお取り寄せになります)